私Ms.Cは3回の妊娠・出産を経験しました。妊娠期間中にずっと付き合っていた、後頭部が重くてしょうがない頭痛。重くて締め付けられるような感じもありました。
後頭部に重りをつけられたような苦しさが続く日々は、本当に辛かったです。TVを観るのも・字を読むのも・真っすぐ座っていることすら苦しいこの頭痛。
同じ症状に悩まされている妊婦さんも多いと思います。原因を正しく知って、改善を図りましょう。実体験を交えながらお知らせします。
頭痛もつわりの症状です
非妊娠時から頭痛に悩まされていたという方も多いと思います。だから、「頭痛はしょうがない」と思っていませんか?
妊娠してからの重い頭痛は、つわりと考えて良いでしょう。妊娠してからの体の変化で、非妊娠時とは違う原因が加わっていることがあります。
後頭部が重い頭痛の症状や影響
私Ms.Cの場合は、後頭部に重りをつけられたように苦しくて、起きて真っすぐに座っているのが辛いという症状でした。
その影響で、目や耳から沢山の情報が入ってくるのが辛かったです。
究極は太陽の光すら気持ち悪くなり、カーテンを閉め切って横になって過ごす期間もありました。
後頭部が常に重いものの、ずっと寝ているわけにもいきません。夫が帰って来るのに合わせて食事の支度をする等、起きて動く時間が多いと気持ち悪くなっていました。
後頭部の重さがずっとあると、生活全てが負担になりますよね。よくわかります!
後頭部が重い頭痛つわりの原因
血行不良
体の中では、血液が酸素を運んでくれています。妊娠すると胎児へも酸素供給をすることになるため、自分の脳に届く酸素がどうしても不足します。
酸素不足で頭が重く締め付けられるような苦しさを感じます。
他にも妊娠による体型変化で、歩き方や座り方も変わります。お腹が大きくなってくると、後ろに沿ったような姿勢で生活するようになります。それは血行不良による頭痛につながります。
ストレス
妊娠すると、調子よく過ごせる日はほとんどありません。
- 動いた弾みにお腹がズキっと痛む
- 頻尿になる
- 骨盤が動く影響で、足の付け根が痛い
- お腹が大きくなると胃が圧迫されて、ずっと苦しい状態
- お腹が大きくなると苦しくて眠れなくなる etc…
色々な体の変化と、それに伴う痛みや不快感…。全てと付き合って妊娠期間中を過ごすことになります。ストレスを感じて当然です。
あれもこれもストレスだと感じると首や脳の筋肉が緊張し、やはり血行不良が起こって頭を重く感じる頭痛になります。
自律神経の乱れ
妊娠すると、ホルモンバランスが大きく変化します。その影響で自律神経が乱れて頭痛が起きることがあります。
Ms.Cの経験上、上に兄弟がいると自律神経の乱れがひどくなります。妊娠で調子が悪いと言っても、子供は待ってくれない・加減してくれないですから。
思うように休息を取ることはできない中、我が家の長男は早々に赤ちゃん返りを始めました。具合が悪い中、ひたすらスキンシップを求める息子と、家で抱き合って過ごす日々でした。辛かったな…。
忘れちゃいけない!妊娠高血圧症候群
妊娠20週以降の頭痛には、妊娠高血圧症候群の疑いを忘れてはいけません。妊娠高血圧症候群は、母子ともに危険を及ぼす症状です。
37週の正期産に遠く及ばない段階でこの症状が出ると、即入院です。正期産を迎えているなら、帝王切開で即分娩となります。
頭痛の他にむくみも酷い場合は、妊婦検診の日を待たずに病院を受診して下さい。
改善方法
とにかく休む
休むことは、一石二鳥!ストレスにも・自律神経の乱れにも良い影響をもたらしてくれます。休むことは妊婦にとって一番大切な事と言っても過言ではありません!
家のこと・仕事のこと・家族のことで気になることが様々あると思いますが、全てを置いておいて、自分優先に行動して下さい。
夫をや家族を含め周囲の人は、妊娠してからの体調の変化に意外と理解がありません。赤ちゃんを守っている大事な体なんだけど、非妊娠時と同じ人間と思われるのが普通だと思います。
自分だけは“赤ちゃんを守っているんだ”という意識を忘れずに、堂々と休んでください。
ゆるいストレッチ
ストレッチと言っても
- 首を回す
- 股関節を回す
- 足首を回す
- 手の指を親指から握って小指から開く
- 足の指をグッと閉じてパッと開く
くらいの、ゆるいストレッチで大丈夫です。特に同じ姿勢を長時間続けるような時は、意識してやってみて下さい。
妊娠中のヨガも効果的
ヨガは、呼吸と動きをマッチさせることで体の中の血液や酸素を隅々まで巡らせることができます。頭の中までスッキリとリラックスすることができるので、非妊娠時にもおススメです。
ただし妊娠経過によっては、ヨガの動きをしてはいけない人もいます。ヨガを始める前には、医師に相談して了解を得てからにして下さい。
まとめ
今回ご紹介した改善方法は以下2点です。
- とにかく休む
- ゆるいストレッチ
つわりは原因すらも解明されていないため、一発で解消できるような方法も薬もありません。
医師に相談しても…
どうしても酷いようなら「医師に相談」となりますが…。
つわり以外の重大な病気の可能性もあるので、医師に相談するのは勿論大切な事です。
そこで「やっぱりつわりだった」となった時、特に有効な方法を示してくれるわけでは無いので、医師に相談することの無意味さにがっかりするのもまた事実です。
つわりを3回経験しているMs.Cの経験から、確実に言えることがあります。つわり中に何よりも大切なのは、休むことです。
なるべく無理せず・手の抜けるところは抜いていいんですよ!つわりで具合が悪いときは休んでくださいね。
Ms.Cは、一人目妊娠時のつわりが【眠りつわり+頭痛つわり】でした。仕事をしていたのですが、5分に一回は席を立って【ロッカールームで休み・トイレで休み・備品買い出しに行くと言って外のベンチで休み】を繰り返していました。
仕事が終わると一目散に家に帰り、布団を敷いて本格的に寝ていました。休みの日は、出掛けても30分もすると具合が悪くなるので、すぐに家に帰って寝ていました。
夫は私が食事を作るのを待っていましたが、「ごめん、無理。コンビニへGO!」の毎日でした。
今思えば上に子供がいなかったので、このつわりが一番楽でした。休めることは何よりも貴重なつわり改善方法です。
いつも頭が重いのはとても辛いですが、妊娠期間は必ず終わります。無理せずに過ごして下さいね。
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