妊娠中には様々な体の変化がありま。その中でも
「げっぷが止まらなくなってしまった!どうして!?」
という方も多いと思います。
私Ms.Cは3回の妊娠・出産を経験の中で、妊娠後期のげっぷに悩まされました。
女性なら誰でも、
「げっぷをするのは恥ずかしい」
「一緒にいる人に失礼」
と考えますよね。妊娠中の止まらないげっぷについて、原因と対策を詳しくお知らせします!
げっぷとは?
食事をしたり、緊張でつばを飲み込む回数が増えたりする時、一緒に空気も飲み込んでいます。空気は胃の中に溜まっていきます。
胃には,
内容物が逆流しないための弁がついています。食べ物&空気で胃の中が一杯になると、弁が緩みます。緩んだ弁から空気が逆流し、口から出るのがげっぷです。
そう言われてみると…
熱いラーメンを食べた後って、げっぷが出るのが気になりますよね?
「フーフー」とした勢いと・口の中にいれてからの「ハフハフ」で沢山の空気が胃に入っていくことが原因だったんですね!
げっぷつわりの症状
私の友人は、出産直前までげっぷつわりに悩まされていました。隠れてげっぷができるなら悩みませんが、げっぷつわりは、げっぷが出続けます。
- 食事を噛んでいる時も
- 話をしている時も
- 何もしていなくても
特に仕事などで、近い距離で人と話さなければいけない時は、げっぷを出すわけにはいきません。出てきたげっぷを飲み込みながら必死に話をしていました。
げっぷつわりで酷いのは、吐き気や胃もたれが伴う場合です。内臓の不快感がある上にげっぷが出続けると、体も精神も消耗します。
げっぷつわりの原因
妊娠中にげっぷに悩まされる原因は幾つかあります。
- 食べる回数が増えたことが原因
妊娠中は、「急な目まい」「口の中がカラカラ」「急な空腹」等、本当に体の調子が忙しい!3度の食事以外でも、「チョコを口に入れることで落ち着いたり」「常に水分を欲したり」「仕事中も隠れておやつを食べたり」して、何とか一日の自分の調子を保っています。食べる回数が増えれば、食べ物と一緒に飲み込む空気の量も増えますので、げっぷの原因となります。
- ホルモンの影響
ホルモンには、「卵胞ホルモン(幸せホルモン・美のホルモン)」と「黄体ホルモン(母なるホルモン)」があります。どちらのホルモンも重要で、バランスが取れているのが一番いいのですが、妊娠中は母体と胎児を守るための黄体ホルモンが優位となります。黄体ホルモンが優位となると、感情の浮き沈みが激しくなったり・肌荒れを起こしやすくなったりします。そしてげっぷにも影響を与えます。
黄体ホルモンは、子宮の働きを助けるホルモンです。体が子宮の働きに力を入れると、胃腸の働きが弱まります。すると消化不良が起き、げっぷが出やすくなります。
- ストレス
妊娠すると、何かとストレスが多くなります。「自分の体の変化に対するストレス」「周囲の人との関りから来るストレス」「日常生活を上手くこなせないストレス」等。ストレスを受けると自律神経が乱れます。自分の体をコントロールしにくくなり、よだれが止まらなかったり・口の中が急に渇いたりすることがあり、げっぷの原因となります。
げっぷつわりの対策
先述した通り、妊娠中は胃腸の働きが弱まります。胃腸に負荷を掛けない・胃腸の働きを助ける食べ方をすることで、げっぷが改善することがあります。
- 一度に大量に食べない
妊娠中は、食欲が無くてぐったりしている時もあれば、突然激しい空腹が襲ってきて、食べないと具合が悪くなる時もあります。一度に大量に食べると、当然消化が追い付かなくなり、げっぷにもつながります。妊娠中は小分けにして食べるのがおススメです。これは、吐きつわりの時にも有効な対策です。
- おやつは胃腸の働きを助けるものにする
できれば腸の働きを整えてくれる乳酸菌を含んだもの(ヨーグルト等)をおやつにしましょう。妊娠中にスーパーに行き、「消化の働きを助ける食べ物は何だろう?」と考えた経験は離乳食を作る時にも役立ちます。色々な食品を手に取って試してみて下さいね。
- すぐに消化できる食べ物・食べ方を工夫する
離乳食や病院食をイメージするといいでしょう。ご飯をおかゆにしたり、うどんをにゅう麺にしたり。消化する時に負担が少なくなるような食べ物・食べ方を工夫してみて下さい。
- ストレスから解放される
ストレスフリーで生活するなんてことは不可能です。でも、妊娠中は普段よりもわがままで良いと思います。夫や家族に合わせて行動する必要も無いし、家事を完璧にこなす必要もありません。自分の体調と気持ちに正直に、やりたい事・やれる事を優先して生活するのが一番です。
すぐに受診が必要な場合
- 酸っぱいげっぷが出る
つわりではなく、逆流性食道炎などの別の病気の可能性があります。 - おう吐や吐き気を伴い、食欲も無い
おう吐や吐き気を伴い、水すら飲めない・何も食べる気がしない状態が続くと、体重が急激に減少したり目まいが激しくなったりします。「つわりは病気じゃないから我慢する」
と頑張らずに、次の妊婦検診を待たずに受診しましょう。本当に受診が必要な状態かどうかわからない時は、病院に電話をして相談しましょう。
まとめ
つわりの症状も対策も人それぞれなのですが、げっぷつわりは、妊娠したことによるホルモンの変化の影響で、胃腸の働きが弱まることが主な原因と考えられます。
- 胃腸の働きを弱めない・助けることを意識する。
- なるべくストレスを感じないように生活できると良いですね。
とはいえ…。胃腸の働きが弱まっているとわかっていてげっぷが酷いけど、
「なぜか揚げ物が食べたくてしょうがない」
「カップラーメンが食べたくてしょうがない」
なんていう場合もあると思います。
そんな時は、無理して我慢する必要はありません。食べてスッキリして下さい。食後にヨーグルトを食べたりして調節すれば大丈夫です。
つわりには、完璧な治療法はありません。人それぞれに自分の体と心の声に耳を傾けて、その声に正直に行動するのが一番です。
結果的にはストレスを軽減することになり、つわりの症状が改善する場合もあります。
つわりでげっぷが酷いのは胃腸の働きに関係していると理解して、無理せずにゆったりと過ごすことが一番の対策になることをお忘れなく。
>>【つわりの症状や妊婦生活について】納得!の詳しい情報まとめ
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