タロットは当たるのか?歴史を紐解いてわかったこと

Ms.Cは日頃から疑問に思っていました。
「タロットって、おみくじと一緒じゃない?当たるも当たらないもないでしょ。」

ところが10年来通っている大好きな占い師さんが、タロットを取り入れたことで見方が変わりました。
「彼女が取り入れたものならば、おみくじじゃないな。タロットには力があるんだな。」

タロット占いの歴史を紐解いて、調べてみました。

 

タロット占いの原理

「質問者がいて、その時偶然に引いたカードは、質問者にとって有効な意味を持っている。」
という原理です。

タロット占いの方法

大アカルナというカード22枚と、小アカルナというカード56枚を使う。大アカルナのみを使う場合・大アカルナと小アカルナを使う場合・小アカルナのみを使う場合がある。

1. カードを裏向きにして机の上に置き、シャッフルする。
2. そこから数枚を引き、占う。

数枚を引く方法は、占い師さんによってそれぞれです。カードのシャッフルも、シャッフルのみの場合、何らかのタイミングでカードを切る場合等、様々。

シャッフルの後占い師さんだけがカードを引く場合、質問者がカードを引く場合など、とにかく、占い師さんの好みの方法で行われます。

 

カードの絵柄の意味

カードの絵柄には、それぞれ意味があります。カードには、上下の向きがあり、カードの向きによっても意味が違ってきます。

タロット占い師さんで「当たる」と評価される方々は、カードの意味を完璧に覚えているだけではなく、カードの絵柄から意味を感じ取る、スピリチュアルな要素も併せ持っているということなんですね。

これで、「タロットって、結局おみくじじゃない?」と言う疑問は解決。タロットは、おみくじではありません。

 

そこで気になるのがタロット占いの歴史です。由緒正しいものなのでしょうか?

タロット占いの歴史

カードの詳しい誕生については解明されていません。現存する中で最も古いカードは、15世紀前半、イタリア・ミラノ製のもの。占いではなく、ゲームとして使われていました。

徐々にヨーロッパ各地に広まり、占いとして使われるようになったのは、18世紀後半。タロットの本も出版されました。

タロットが、現在のようなポピュラーな占いとして地位を高めっていったのは19世紀です。

タロットのカードには神秘的な意味があるという概念を固めたのは、イギリス・フランスのオカルティスト達。

20世紀になると、英米を中心としてスピリチュアルブームが到来し、タロットの地位は確立しました。

「エリファス・レヴィ」の生涯

タロットの神秘性を高めたオカルティスト達に絶大な影響を与えた人物が、「エリファス・レヴィ」です。

エリファス・レヴィ

1810年誕~1875年没

貧しい靴職人の一人息子として、パリに誕生しました。フランスはこの時、ナポレオンの時代。

ナポレオンの業績をざっくり言うと、

    • 1804年にナポレオンが皇帝となる
    • 1812年にロシア遠征
    • 1814年にナポレオンが失脚

ナポレオン失脚後の1815年からは、王政復古により貴族や聖職者が優遇される政治が再び行われるようになります

当然、市民・労働者・農民の全ての階級が不満を持ち、市街はデモやストライキで、常に緊張状態の時代です。

レヴィは、戦争の時代に生まれ、政治も安定しない激動の時代を生き抜いた人なんですね。

少年時代から、霊感が強かったそうです。身体は弱いけれど、勉強が得意で、心優しい少年でした。

15歳で神学校へ入学し、優秀な人物だったため、25歳の若さで助祭となります。しかしその頃、レヴィは禁忌を犯してしまいます。恋に落ちたのです。

神学校は辞めることになり、ショックを受けた母親が自殺してしまいます。レヴィは非常に大きな精神的ダメージを受けました。

その後、神学の道に戻ろうとして修道院に滞在し、処女作を出版しますが、修道院長との不和により修道院への入学資格は与えられませんでした。

生計を立てるため、学校の生徒監となり本を出版すると、この本が原因で投獄されることとなります。激動ですね。

投獄中に、隠秘学と出会い、出所後本を出版すると、教会から退会させられることとなります。

レヴィには、数々の著作があります。本人としてみれば、全て深いカトリック信仰から執筆したものなのですが、教会に認められることはありませんでした。

その後も、個人教授をしながら執筆活動を続けます。

36歳の時に、教え子の17歳の女性と結婚します。女性からの猛烈なアプローチがあり、授かり婚でした。この結婚はレヴィの浮気により終結しました。

1875年、パリで死去するまで執筆活動を続けました。晩年は貧しく、日の目を見ない生活だったそうです。

レヴィは、隠秘学の著作を多数残しています。この著作が、オカルティスト達に絶大な影響を与えました。

まとめ

ゲームとして誕生したタロットが、占いとして意味を持ち、スピリチュアルなものに高まった変遷が分かりました。

戦争という緊張と不安定な政治の中、人々が目に見えないものの力の存在を信じる。目に見えない力との交信を図る時に、タロットという、「偶然引いたカードに意味を持たせる」という方法が確立したように思います。

カードに意味を持たせたのは、エリファス・レヴィに絶大な影響を受けたオカルティスト達。タロット占いを今日の地位まで高めたのは、スピリチュアルな力を持つ実践の占い師達ということなのでしょう。

人の悩みは尽きないもの。目に見えない力に頼りたいと思うような出来事は人生にはつきものです。

タロット占いで、的確な占い結果を得るためには、スピリチュアルな感覚が優れている占い師との出会いが必須なようですね。

これで、これからは納得してタロット占いを受けることができそうです。

 

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