不思議だなと思う事があります。女性って、妊娠した瞬間がわかりませんか?私はわかりました。
私Ms.Cは3回の妊娠・出産を経験したのですが、3回とも「今回は赤ちゃんができるな」と思いました。するとほどなくして体調の変化を感じ・生理も来ず→妊娠検査薬をして妊娠が判明→つわりに突入という流れでした。
3回とも、妊娠が判明する前からつわりのような症状が出ていました。
「妊娠初期のつわりはどんな症状か?」
「いつごろからつわりを感じ始めるのか?」
「妊娠検査薬をする前に感じるつわりの原因は?」
など、妊娠初期のつわりにスポットを当ててみたいと思います。
目次
妊娠週数の数え方
最終月経の開始日が妊娠0週0日です。そこから7日間を1週として数えていきます。
最終月経開始日~6日間が妊娠0週。7日目~13日目が妊娠1週となります。
妊娠検査薬は、生理予定日の一週間後から検査可能となっています。例えば生理周期を28日とすると、妊娠検査薬で妊娠が判明する一番早い時期は妊娠5週目という事になります。
妊娠初期のつわり実体験
つわりは一般的には5・6週頃から始まると言われています。私の経験では、妊娠検査薬をする前にもつわりの症状がありました。
妊娠検査薬をする前のつわりから本格的なつわりになる具体例(Ms.Cの場合)
1人目
眠りつわりでした。妊娠検査薬をする前から頭の中がボーっとする感じがありました。妊娠10週を過ぎた頃から本格的な眠りつわりになり、麻酔銃を撃たれたかのような眠気と闘う日々でした。
2人目
下痢つわりでした。妊娠検査薬をする前から、お腹の調子が悪い日が増えていました。元々胃腸が弱いので、「いつもの事かな…。」とも考えていました。妊娠8週頃から本格的な下痢つわりになり、激しい腹痛も伴ったので、這いつくばってお手洗いに行く毎日でした。
3人目
吐きつわりでした。妊娠検査薬をする前から胸やけが止まらないと感じていました。妊娠6週頃から本格的な吐きつわりになり、一日中吐いて・吐いて・吐き尽くして・声だけでも吐いてという感じでした。
このように、妊娠検査薬を出来ないほど妊娠初期のつわりは、突然吐くとか、突然激しい痛みが襲ってくるのではありません。
軽い症状が、兆候・予感のような感じでじわじわと続き、その症状が本格化していくという感じです。
妊娠超初期のホルモンの変化
妊娠超初期とは
妊娠0~4週までを言います。市販の妊娠検査薬を使っても妊娠反応が出ない期間です。
- 妊娠0週0日が最終月経の開始日
- おおよそ妊娠2週目が排卵日
- おおよそ妊娠3週目に着床
となります。つわりのような症状が出てくるのは、最短で妊娠3~4週目となります。
非妊娠時のホルモン
非妊娠時には、卵胞ホルモン(美のホルモン・幸せホルモン)と黄体ホルモン(母なるホルモン)が分泌されています。
妊娠すると、妊娠時に特有のホルモンhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が分泌されます。
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の影響
このホルモンは、着床したからこそ分泌されるホルモンです。胎盤の細胞を元にしたホルモンで、子宮の成長を促す等の働きがあります。
このホルモンが分泌されてつわりの兆候を感じ始める人もいれば、何も感じない人もいます。人それぞれです。
妊娠初期のつわりの原因
つわり全般について言えることですが、つわりの詳しいメカニズムは解明されていません。予防法・治療法はありません。
先ほど紹介したhCGなどのホルモンによる影響はもちろん、自律神経などの体内の変化の影響もありますが、外部から受ける刺激や生活全体の全てのことがつわりの原因になります。
“これ”と断定することはできません。
妊娠超初期のつわり対策
早くて妊娠3~4週目から体調の変化を感じた場合でも、市販の妊娠検査薬で妊娠判定をすることはできません。
病院では妊娠超初期でも妊娠判定をしてもらうことができますが、長時間待って・高額な費用がかかることを考えると、あまり現実的ではありませんよね。
市販の妊娠検査薬を使用できる妊娠5週目まではあと、1~2週間。つわりなのか?単なる体調不良なのか?という時期のつわり対策です。
自己判断で薬を服用せずに医師に処方してもらう
つわりの症状は人それぞれです。微熱を伴うだるさ・吐き気・腹痛・便秘など。軽い症状であれば尚更常備薬に手が伸びそうになりますが、妊娠の可能性があると自覚している場合は、安易に薬を服用するのはやめましょう。
妊娠超初期で薬を服用すると、妊娠期間中の不安は計り知れません。
症状が酷い時は、病院に受診して、妊娠の可能性を医師に告げた上で薬を処方してもらいましょう。
実際、妊娠中に全く薬を服用しないというわけではありません。吐きつわりを医師に相談すると吐き気止めを処方されますし、私も妊娠中に複数の薬を服用していました。
- アレルギー性鼻炎の薬
- 血小板が減少する病気になったため、治療のための薬 etc…。
医師の判断のもとであれば、母体と胎児に影響が及びにくい薬を処方してもらうことができます。
過度な運動をせずに休息をとる
体調不良が起きた時、ストレスのせいで体調不良になっていると考える方もいらっしゃるでしょう。ストレスを解消するために、思いっきり体を動かして発散するのが好きな方もいらっしゃると思いますが、妊娠超初期には控えて下さい。
妊娠超初期~妊娠初期は、妊娠期間中で最も流産が起こりやすい時期です。ほとんどの流産は染色体異常などの防ぎようの無いものなのですが、中には、妊婦さん自身の行動が流産を引き起こす場合もあります。
妊娠の可能性を感じているのであれば、運動するよりも休んで下さい。
食事に気を付ける
「気分がすぐれないから美味しい物でも食べよう!」と思うのが人間ってものです。妊娠の可能性を感じている時には、避けたい食品があります。
- 生の魚介類
- 生肉
- アルコール
- カフェイン
- 激辛料理
生の食品は、細菌類が赤ちゃんに感染して障害を引き起こすことがあります。
アルコール・カフェイン・激辛料理については、赤ちゃんの成長に影響する場合があるし、赤ちゃんが好みません。それと同時に、母体自体も下痢をしたり、更なる体調不良を引き起こしたりします。下痢のように流産につながる症状もあります。
妊娠の可能性を感じているのであれば、生の食品以外の体に優しい食品を摂り入れたほうがいいでしょう。
まとめ
妊娠超初期で、妊娠が判明していない期間につわりの症状を感じたら、妊娠している可能性を考慮して過ごしましょう。
つわりのメカニズム自体が解明されていないので、つわりの原因もはっきりとはわかりません。原因が分からないという事は、完全に取り除く治療法もありません。ほとんどが対処療法となります。
妊娠初期のつわりは、つわりが本格化する前の、ジワジワと迫ってくるような感じがあります。妊娠初期に感じている症状が本格化し、酷いつわりになります。
酷いつわりになったら、医師に相談の上、自分に合った対策を見つけてつわりが終わるまでの期間を乗り越えることになります。
つわりの症状や対策など、妊娠中に役立つ情報はこちらに戻ってチェックしてみて下さい。
>>【つわりの症状や妊婦生活について】納得!の詳しい情報まとめ
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