PTA活動1年の流れ&負担内容を把握!あなたがやるべき役員はコレ

現役PTA役員のスズメです。今回はPTA役員の活動内容について徹底解説します!

PTAの活動内容って、実際にやってみないと全貌がわかりません。

「仕事を年間何日くらい休むことになるのか」、「未就学の子供連れでも負担なく活動できるのか」などと不安ですし、できれば拒否したくなりますよね。

でも実はPTA役員には4つの種類があって活動内容がそれぞれ違うため、人によっては意外と負担感なく取り組める場合があるんです。

PTA役員の活動内容を正しく知り、「協力できること・できないこと」をしっかり整理しましょう!

最後までチェックすると、あなたの状況に合わせてどの役員を選ぶべきかがわかります。

*今回は、スズメの子どもが通う学校のPTA活動をもとに紹介します。

”具体的な細かい活動内容がみなさんの地域と違う場合もある”という点をご了承ください。

PTA役員は4種類!活動内容が全く違います

PTA役員の細かい活動内容を知る前に、まずは役員が4種類に分かれていることを把握する必要があります。

*名称は地域によって違う可能性があります。

  • 本部役員:PTA活動全体の取りまとめ、PTAと学校とのやりとりの中心、周辺地域や自治体のPTAとの連絡役
  • 専門役員:子どもの学校生活全体を考えて必要な活動をする
  • 学年役員:各学年ごとの行事を企画〜運営(野外活動、修学旅行など)
  • 地区役員:子供会の運営、町内会との連絡役、子供会・町内会行事の企画〜運営

普段はそれぞれに機能していますが、学校全体の行事ではお互いが協力し合います。

またお互いの活動内容を知って協力が必要な点、改善を提案できる点などを把握するために、全役員合同の会議を年数回開催するのが一般的です。

では1年間を通してそれぞれの役員が具体的にどんな活動をしているのか、役員になったらどんな負担があるのかを次に紹介します。

PTAに嫌悪感があった人でも、「この活動内容なら協力できるかも」と感じるかもしれません!

本部役員の活動1年間と負担内容

【1年間の主な活動内容】

本部役員全員参加の活動、会長・副会長のみ参加の活動があります。

*あくまでもスズメの子どもが通う学校の本部役員の活動内容です。参考にしてください。

活動内容
入学式等の式に参加&来賓者接待、
PTA総会(資料作成等の準備〜開催〜報告書作成)
本部以外の役員(専門、学年、地区)の会長等決定に立ち会い
各役員合同の会議(資料作成等の準備〜開催〜報告書作成)
各役員合同の会議(資料作成等の準備〜開催〜報告書作成)
防災訓練に関わる活動
学区内の民生役員と懇談会
学校行事(運動会)に関わる活動
学校行事(夏祭り)に関わる活動

各役員合同の会議(資料作成等の準備〜開催〜報告書作成)
10 学校行事(バザー)に関わる活動
11 各役員合同の会議(資料作成等の準備〜開催〜報告書作成)
全国のPTA合同行事参加
12 次年度の本部役員選出
各役員合同の会議(資料作成等の準備〜開催〜報告書作成)
新入学児童保護者へのPTA説明会
各役員合同の会議(資料作成等の準備〜開催〜報告書作成)
卒業式との式に参加&来賓者接待
次期の本部役員決め&引き継ぎ

【活動内容解説・精神的負担】

本部役員は1年を通して活動します。

次々と活動をこなす必要があるため1年目はとても大変ですが、2年目からは慣れて、不安感なく活動に取り組めます。

本部役員の時間的負担は、以下のとおりです。

  • 忙しいとき:1ヶ月に2〜3日学校に行く&1ヶ月に1〜2日の自宅作業
  • 活動が少ないとき:2ヶ月に1日学校に行く&1ヶ月に1〜2日の自宅作業

会長、副会長の活動頻度はもっと高く、スズメが所属しているPTAの会長、副会長は、学校に週1回のペースで通っていました。

【金銭的負担】

 

PTA会費は、他の家庭と同様に支払います。

他に、スズメが所属するPTA本部役員は持ち出しのお金が結構かかったので、お知らせしておきます。

    • (随時)本部役員同士の飲み会代
    • (4月)着任した先生と本部役員の飲み会:約8,000円(強制)
    • (3月)離任する先生への記念品代:約500円
    • (3月)会長が交代するということで記念品代:約500円
    • (随時)PTA参事を務める先生へお香典(親が亡くなった):約500円

強制参加は着任した先生との飲み会だけですが、8,000円という高額な請求…。

断る口実をずっと考えていましたが、コロナ禍のため中止となり、正直言ってホッとしました。

ちなみにスズメは強制ではない集金も全て支払いつつ、「時間だけでなく金も奪われるんかい!」と怒りを感じました。

【精神的負担】

本部役員は活動回数が多いので、精神的負担は大きく感じる人が多いと思います。

一方でPTA活動にやりがいを持って取り組んでいる本部役員は、1年を通してイキイキと活動しています。

【メリット】

  • PTA会長と一緒に活動をするため、疑問点確認や新しい決定を知るのに時間がかからない
  • 一緒に活動するメンバーの人柄が事前にわかる(数年間在籍するメンバーがいるため)
  • PTA活動全体のスリム化・効率化を実行できるのは本部役員だけ
  • 行事のPTA役員活動を効率化するよう学校に直接提案できるのは本部役員だけ

【デメリット】

  • 金銭的負担が発生する可能性あり
  • 1年を通して役員活動があり、学校に行く日&自宅作業が多い
  • 特に役割がなくても式(入学式、卒業式など)に参加の必要あり

【本部役員に向いている人】

  • 人見知りの人(メンバー全員が交代することが少ないため)
  • 自営業、シフト自由のパートなど、時間が比較的自由になる人
  • PTA活動が面白そうだと感じる人
  • ボランティアが好きな人
  • やるべきことをサバサバとこなせる人
  • 自分で考えて動ける人
  • 比較的、家計に余裕がある人

【本部役員に向いていない人】

  • フルタイム勤務、シフト調整が難しいパートの人
  • 労働したら必ず対価が欲しい人
  • 誰かの指示がないと行動できない人
  • 突然の出費が難しい人

本部役員は、これから紹介する他の役員に比べて明らかに仕事が多いと考えてOKです。

そのため、誰にでもおすすめできる活動内容とは言えません。

PTAスリム化を実現している学校でも、1年を通して活動があることを覚えておきましょう!

専門役員の活動1年間と負担内容

専門役員は、学校全体の子どもの生活や安全に関する活動をします。

学校全体に関わる活動内容なので、隣接地域のPTAや自治体のPTAなどと関わる場面もあるのが特徴です。

スズメの学校には、以下のような専門役員が設置されています。

  • 保健体育:子どもの保健に関わる活動
  • 健全育成:交通安全誘導(朝の旗振り)
  • 研修:ベルマークに関わる活動
  • 広報:行事の際の写真撮影、学校の広報誌作成

【1年間の主な活動】

各専門役員の役員長のみ出席の活動、専門役員全員で取り組む活動があります。

また下記の表に記載した活動の他に、学校行事の手伝いを行うのが一般的です。

*あくまでもスズメの子どもが通う学校の専門役員の活動内容です。参考にしてください。

活動内容
(全)PTA総会参加、新役員の係決め
(健全育成)春の交通安全誘導
(健全育成)低学年向け交通安全教室
(広報)行事の撮影
(全)各役員合同の会議に参加
(健全育成)朝の旗ふり
(研修)ベルマーク関連活動
(広報)広報誌関連活動、行事の撮影
(全)各役員合同の会議に参加
(保健体育)自治体の各地区のPTAが参加するバレー大会関連の活動
(健全育成)朝の旗ふり
(研修)ベルマーク活動、独自の行事企画・運営
(広報)広報誌関連活動、行事の撮影
(保健体育)バレー大会関連の活動
(健全育成)朝の旗ふり、お祭りの巡視、学区内の民生役員と懇談会
(研修)ベルマーク活動、独自の行事企画・運営
(広報)広報誌関連活動、行事の撮影

(全)各役員合同の会議に参加
(保健体育)バレー大会関連の活動
(健全育成)朝の旗ふり
(研修)ベルマーク活動、独自の行事企画・運営
(広報)広報誌関連活動、行事の撮影
10 (健全育成)朝の旗ふり
(広報)全国のPTA組織の行事に参加、行事の撮影
11 (全)各役員合同の会議に参加
(健全育成)朝の旗ふり、自治体の各地区のPTAが参加する講演会参加
(広報)全国のPTA組織の行事に参加、行事の撮影
12 (保健体育)自治体の各地区のPTAが参加する会議に参加
(健全育成)朝の旗ふり
(研修)ベルマーク活動
(広報)行事の撮影
(全)各役員合同の会議に参加
(健全育成)朝の旗ふり
(広報)広報誌関連活動、行事の撮影
(研修)ベルマーク活動
(健全育成)朝の旗ふり
(広報)広報誌関連活動、行事の撮影
(全)各役員合同の会議に参加
(健全育成)朝の旗ふり
(研修)ベルマーク活動
(広報)広報誌関連活動、行事の撮影
次期の専門役員決め&引き継ぎ

【活動内容解説・時間的負担】

一年間の活動内容をよく見ると、専門役員は何かに特化した活動をしていることに気付くと思います。

  • 保健体育役員:自治体のPTA合同のバレー大会
  • 健全育成役員:朝の旗振り
  • 研修役員:ベルマーク、年1回の行事
  • 広報役員:広報誌、行事の撮影

専門委員の活動内容は大きく変わることが無いので、忙しい時期が前もってわかります

また会議等には役員長のみ出席するのが一般的なので、役員長にならなければ大きな負担はないと考えてOKです。

各専門役員によって実際の時間的負担が違うため、スズメが所属するPTAの専門委員を例に紹介します。

  • 保健体育役員:年数日、休日にバレー大会関連の活動
  • 健全育成役員:月に数回、朝7時半〜8時半頃まで朝の旗ふり
  • 研修役員:年に数回、半日ほど学校に行ってベルマーク関連活動
  • 広報役員:行事に絶対参加、年間数日は広報誌作成作業

【金銭的負担】

PTA会費以外の費用はかかりません。

【精神的負担】

自分が好きな専門役員を選べる場合、精神的負担は軽いと思います。

  • 「バレーが好きだから保健体育役員になりたい」
  • 「写真撮影が得意だから広報役員になりたい」 など

ただし定員以上の立候補があると、「別の専門役員になってください」と指定されることがあります。

役員決めが完了するまで気が抜けないという点を覚えておきましょう。

  • 運動オンチなのに、抽選で保健体育役員になった(バレー参加が不安になる)
  • 美的センスに自信がないのに、抽選で広報役員になった(写真撮影が不安になる)

【メリット】

  • 新しい活動を考え出す必要がないのが一般的
  • 活動に必要な日数や忙しい時期が年度初めにわかるので、フルタイム勤務の人でも取り組みやすい
  • 役員長がテキパキしている場合は、的確な指示でスムーズに動ける

【デメリット】

  • 不得意な分野のお仕事をすることになったら、「周囲の人に迷惑をかけるかも」という不安がつきまとう
  • 役員長がダラダラしている場合は、指示待ちなどムダな時間が発生する

【専門役員に向いている人】

  • 1年の始めに、明確な活動予定が知りたい人
  • 不得意な活動をすることになっても、吹っ切って取り組める人

【専門医役員に向いてない人】

  • 「これはできる」、「これはできない」というこだわりが強い人
  • 新しいことを考えて取り組んでみたいと思っている人

専門役員の活動は、フルタイム勤務をしている人でも取り組める内容です。

ただし専門委員ごとに活動内容が違うため、立候補を検討している場合は、役員経験者や情報通の人に詳しい活動内容を確認しましょう!

学年役員の活動1年間と負担内容

学年役員の主な活動内容は、学年ごとの行事を企画〜実施することです。

本部役員、専門役員と違って、隣接地域のPTA、自治体のPTAなどと関わる必要はありません。

【1年間の主な活動】

各学年役員の役員長のみ出席の活動、学年役員全員で取り組む活動があります。

また下記の表に記載した活動の他に、学校行事の手伝いを行うのが一般的です。

*あくまでもスズメの子どもが通う学校の学年役員の活動内容です。参考にしてください。

活動内容
PTA総会参加、新の係決め
学年ごとに学年行事の企画〜実施
各役員合同の会議に参加
学年ごとに学年行事の企画〜実施
各合同の会議に参加
学年ごとに学年行事の企画〜実施
学年ごとに学年行事の企画〜実施

各役員合同の会議に参加学年ごとに
学年行事の企画〜実施
10 学年ごとに学年行事の企画〜実施
11 各役員合同の会議に参加
学年ごとに学年行事の企画〜実施
12 学年ごとに学年行事の企画〜実施
各役員合同の会議に参加
 
各役員合同の会議
次年度
次期の学年役員決め&引き継ぎ

【活動内容解説・時間的負担】

学年委員の活動内容は、とてもシンプルです。

学年行事の頻度は学校ごとに違いますが、スズメの子どもが通う小学校では下記のとおりです。

  • 1年〜4年:年1回
  • 5年:年2回
  • 6年:年3回

つまり「学年行事さえ終われば、あとは目立ったお仕事なし!」という、非常に取り組みやすい活動内容です。

時間的負担は以下のとおりです。

  • 準備&打ち合わせ:学年行事前の3ヶ月ほど前から、数回ほど夕方以降に会議&連絡
  • 行事:行事当日の午前〜午後

ただし課外学習を多く取り入れている学校では、学年役員の出番が多い可能性もあります。

【金銭的負担】

PTA会費以外の費用はかかりません。

【精神的負担】

学年ごとに毎年同じ行事を開催すると決まっているなら、精神的負担は軽いと考えてOKです。

ただし下記の場合には、精神的負担が発生します。

  • 毎年違う行事を開催するのが通例ならアイディアを出す必要がある
  • 役員長が「今年は去年までと違う行事にしよう!」と言い出したら企画から手探りで行う必要がある など

【メリット】

  • 子どもの学年行事に参加できる(参観日等と違って役員以外の保護者は参加NG)
  • 役員長の指示が明確なら、行事をスムーズに企画〜実施ができる
  • 学年行事以外の目立った仕事がない

【デメリット】

  • 役員長が優柔不断な場合は、企画や準備が進まない

【学年役員に向いている人】

  • PTA活動にかかる時間を最小限にしたい人
  • 子どもや先生の前で説明できる人
  • どんな人にでも適当に合わせて活動できる人
  • やるべきことがあるとき、すぐに行動できる人

【学年役員に向いてない人】

  • 人に合わせるのが苦手な人
  • 行動するまでに時間がかかる人

一緒に活動をするメンバーにもよりますが、学年役員の活動は、PTA役員の中でも比較的取り組みやすい内容です。

ただし学校によって行事を取り入れる頻度が違うため、専門役員と同じく、経験者や情報通の人に例年の活動内容を確認するのがおすすめです!

地区役員の活動1年間と負担内容

地区役員の主な活動内容は、子供会・町内会行事を企画〜準備〜運営です。

 

子供会を運営しながら、町内会との連絡役も努めるというイメージです。

*ここで「PTA、子供会、町内会って考えてみれば別だよね!」と思った人は、ぜひ下記の記事で「PTAとはそもそも何?」という疑問を解消してください。

PTAとは何の略?目的は?いつ誰がつくったの?

【1年間の主な活動】

各地区の役員長のみ出席の活動、地区役員全員で取り組む活動があります。

また下記の表に記載した活動の他に、学校行事の手伝いを行うのが一般的です。

*あくまでもスズメの子どもが通う学校の地区役員の活動内容です。参考にしてください。

活動内容
PTA総会参加、新役員の係決め
町内会定期総会に参加
資源回収
町内会清掃
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施
各役員合同の会議に参加
資源回収
町内会清掃
町内会定例会に参加
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施
各役員合同の会議に参加
資源回収
町内会清掃
地区ごとに子供会町内会行事の企画〜実施
資源回収
町内会清掃
町内会定例会に参加
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施

各役員合同の会議に参加
資源回収
町内会清掃
町内会定例会に参加
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施
10 資源回収
町内会清掃
町内会定例会に参加
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施
11 各役員合同の会議に参加
資源回収
町内会清掃
町内会定例会に参加
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施
12 資源回収
町内会清掃
町内会定例会に参加
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施
各役員合同の会議に参加
資源回収
町内会清掃
町内会定例会に参加
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施
資源回収
町内会清掃
町内会定例会に参加
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施
各役員合同の会議
資源回収
町内会清掃
町内会定例会に参加
地区ごとに子供会・町内会行事の企画〜実施
次期の地区役員決め&引き継ぎ

【活動内容解説・時間的負担】
当番制で1年に1〜2回参加するだけの活動(上記の表だと資源回収、町内会清掃)、地区役員全員参加の活動があります。

時間的負担は、地区によって全く違います。下記のような地区では、地区役員の時間的負担が大きいと考えておきましょう。

  • 例年、行事の数が多い子供会
  • 毎年違う行事を行う子供会
  • 町内会の行事熱が高く、行事が多い
  • 会費収入が多い子供会(会費を使うために行事が多くなりがち)

*会費収入が多いとは:マンションが多い地区は会費収入が多くなりがちです。

*子供会、町内会の行事は、学校行事と別に開催されます

具体的にかかる時間は地区によって違いますが、スズメが所属している地区の役員さんの時間的負担を紹介します。

 

  • 資源回収等の毎月の活動:年2〜3回、週末に当番制で実施
  • 行事企画&準備:2〜3ヶ月に1〜2回、夕方以降に役員が集まって会議
  • 行事開催:年2〜5回、週末に開催
  • 行事後片付け、打ち上げ:行事開催日の夕方以降に実施

他にも行事をお知らせする回覧板作成、行事に関わる地域の企業と連絡など、細々とした活動が加わります。

【金銭的負担】

PTA会費以外の費用はかかりません。

【精神的負担】

夕方以降の集まりや週末の行事開催があり、活動頻度が高い点が地区役員の特徴です。

ワンオペ育児で未就学児がいる、介護中などプライベートが忙しい人にとっては、精神的負担も重いと考えておきましょう。

一方で夫が協力的、子どもだけで夕方以降のお留守番OKなどの場合は、重い精神的負担を感じない場合もあります。

【メリット】

  • 夫と活動を分担しやすい
  • ご近所との接点ができて、暮らしやすさにつながる場合がある

【デメリット】

  • 夫が協力できない家庭は妻の負担が大きい
  • 週末にお習い事等で用事が詰まっている家庭は、参加が難しい
  • 夕方以降の活動、週末に朝から夜まで行事開催など、未就学児がいる家庭は参加が難しい
  • 会議や打ち合わせで意見が合わず、人間関係トラブルが起こりやすい
  • 町内会との兼ね合いがあるため、行事の廃止、見直しなどで活動を活動をスリム化するが難しい
  • メンバー(新しい活動をしたがる人等)によって活動負担が左右される

【地区役員に向いている人】

  • 夕方以降に子どもだけでお留守番OKの家庭
  • 週末にあまりお出かけしない家庭
  • 夫が夕方以降や週末に協力OKの家庭
  • ご近所づきあいが上手な人
  • やるべことをテキパキとこなせる人、迷わず行動できる人

【地区役員に向いてない人】

  • ワンオペ育児の家庭
  • 未就学児がいる家庭
  • 妊娠中の人
  • 休日も夫の協力が期待できない家庭
  • ご近所づきあいをしたくない人
  • 結論を先延ばしにする人、行動するまで時間がかかる人

どんな地区に住んでいるかによりますが、地区役員は年間を通して忙しいと考えておきましょう。

紹介した「メリット・デメリット」、「向いている人・向いていない人」をよくチェックし、1年間無理なくやり遂げられるかを確認してください!

 

PTA役員の種類ごとに1年の流れを紹介し、時間的負担、メリット・デメリットなども確認しました。

これまで「PTA=面倒なもの」と考えていた人でも、「この役員なら協力できるかも」、「この活動内容なら面白そう」などと思えた部分があると思います。

とはいえ家事、育児、仕事だけでも忙しいのにPTA役員までやるとなると、実際に負担が増えるのは明確です。

そこで最後に、PTA活動を家事、育児、仕事と両立できるかについて、現役PTA役員のスズメが簡単にお話しします。

PTA活動と家事・育児・仕事は両立可能?

PTA本部役員を努めた1年間、スズメは家事・育児・仕事との両立を目指して試し続けました。

*ちなみにスズメはフリーランスのwebライターで、フルタイムでお仕事をしています。

でも残念ながら現状では「完全に両立してPTA活動に対する負担感がなくなった」とは言えません。

現状を紹介しますので、参考にしてください。

【家事】

家事に関しては、手を抜くことでPTA活動とのバランスが結構取れるようになったと感じています。

PTA活動の日、スズメは朝に「家事等の手を抜く」と家族に宣言します。

  • 掃除:見えるところだけ掃除
  • 料理:買ってきたお弁当を夕食にする
  • 洗い物:お弁当を捨てるだけ

お弁当を食べるのが嫌な日は、こんな夕食にすることも。

  • 冷凍パスタ数種類&スティックサラダで、バイキング形式の夕食にする
  • 冷凍チキンライスがプロ並みに美味しいので、卵で包んでオムライス
  • 冷凍チキンライス&かけるだけホワイトソース&チーズでドリア
  • ドミノ・ピザMサイズ3枚2,500円をデリバリー(水、日曜日のみの特別価格です)

【育児】

 

スズメには子どもが3人いて、末っ子が5歳です。

PTA活動の日の朝に先程の宣言をしておくことで、子どもたちが気を使ってくれて、夕方以降にあまり手がかからなくなりました。

  • 「ご飯食べて」、「お風呂入って」などの声がけに素直に応じる
  • 兄妹喧嘩をしない など

子どもにとっても心構えが大切なので、前もって「今日はあなた達に構う余裕は無い」と宣言するのが大切かなと思っています。

ただし赤ちゃん、イヤイヤ期、赤ちゃん返りなどのお子さんがいる家庭は、同じようにはできませんよね。

その場合は、計画的にPTA役員を務めるのがおすすめです。

今回紹介した活動内容を参考にして「末っ子が1年生になってから」など、時期をみて役員を引き受けることを考えてください。

【仕事】

PTA活動と仕事の両立は、難しいと感じている段階です。

スズメはフリーランスという働き方なので、PTAのために仕事を休んだら収入はゼロです。

本部役員を努め始めた当初に月収が少し減って焦ったため、削減できることを探してPTA活動の時間を作りました。

  • 1時間につき15分ほどの休憩時間を5分に削減
  • 休憩時間にやりがちだったゲームアプリ、動画アプリをアンインストール
  • 朝1時間早く起きて仕事
  • ランチ時間を15分削減

休憩や睡眠を削っているため、PTA活動の後はストレスを感じます。

時間をなんとか捻出していますが、正しく両立できているとは感じていません。

これから先、PTA活動と仕事の両立に関していいアイディアや経験が得られたら、すぐにお知らせします!

また仕事は生活に直結しているため、仕事の都合でどうしてもPTA役員を引き受けられない場合は、辞退するという手もあります。

PTA嫌いの人を減らすためのPTA活動スリム化案

PTA活動スリム化・効率化のために無料で使えるツールがあります。

これからPTA役員になる人は、ぜひ「便利なツールを取り入れて負担を削減できるのでは?」と、同じ活動をするメンバーと相談してみてください。

【会議、打ち合わせの負担削減】

自宅で会議、打ち合わせができるツールで、スマホしか持っていない人でも利用可能です。

  • LINEミーティング
  • ZOOM

【会議参加、報告書作成の負担削減】

  • You Tubeの「限定公開」機能を利用し、会議を配信

【書類作成〜印刷〜配布の負担削減】

  • LINEのアンケート機能
  • さくら連絡網(Android、iPhoneどちらでも利用OKのアプリです)

紹介したツールをフル活用するだけで、PTA活動の手間は間違いなく激減します。

 

今回はPTA役員の活動内容を紹介しました。

強制的にPTA役員がまわってくる人もいると思います。

時間的負担、精神的負担などのバランスを考えて、ぜひ自分ができる役員を選んで下さい

スズメは1年間本部役員を努めてみて、「他の役員の活動内容ならもっと負担感取り組めたのでは?」と後悔しています。

でもママ友がいなかったため、他の役員の内容がわからず、なんとなく本部役員になってしまいました。

紹介したPTAの活動内容を参考に、同じ失敗をして負担を抱える人が少しでも減るよう願っています!

負担を抱えてストレスでいっぱいの人は、ぜひ『PTA改革ノススメ』お問い合わせに、メールで愚痴や不満をぶつけてください。

スズメが同じ立場として、お話しを聞きます(正しくは読みます)!

PTA役員の負担軽減を積極的に考えて、実行するPTAが増えるよう、これからも『PTA改革ノススメ』を更新していきます!

PTAとは何の略?目的は?いつ誰がつくったの?

PTA改革ノススメのスズメです。

PTA活動が負担だと感じるとき、PTAをぶっ壊すことができない小市民のスズメは、「PTAって、そもそも何よ?」と周囲に愚痴っております。

そこで今回は、3つの項目を調べました!

  • PTAという言葉の意味
  • PTAの目的
  • PTAのはいつ誰が作ったのか

全部の項目を調べたら、現役のPTA関係者としてスズメが感じた問題点をお話しします。

PTA活動に悩まされる人なら確実に共感できる内容なので、ぜひ最後までおつきあい下さい。

PTAとは何の略?

PTAは、parent(親)-teacher(教師) association(協会)の略です。

PTAのイメージ

ふぅ〜ん。「親&教師の協会」なのね。

スズメのPTAに対するイメージは下記のような感じです。

  • 主にママたちが、なんとか都合をつけて頑張って運営している組織
  • ママたちに嫌われがちだけど、なぜか潰れない・潰せない組織

親だけの組織だと思っていたので、勘違いだったんですね。

次に「協会」の意味を辞書で調べると、「会員が目的をもって運営している会」とのこと。

じゃあ「なにか崇高で重大な目的があるから、嫌われていても潰れないんだろうな」と思い、PTAの目的も調べてみました。

なぜ「崇高で重大」なんていう嫌味な表現をするかというと、スズメは今のところPTAに嫌々参加しているからです。

納得できる目的があるなら、これからのPTA活動に少しは身が入りそうです。

PTAの目的は?

公益社団法人日本PTA全国協議会のHPより、PTAの目的はこちらです!

「教育といふことは、言ふまでもなく学校のみに限られたことではない。

家庭、隣組その他の社会的機構は、教育において果たすべき夫々の役割を持っている。

新しい日本の教育は、有意義な知識をうるために、できるだけ多くの資源と方法を開拓するよう努むべきである。」
公益社団法人日本PTA全国協議会のHPより

簡単に要約すると、下記のような意味ですね。

学校、家庭、地域が一緒になって、多面的に子どもを教育するよう頑張りましょう。

ここで、ずいぶん古めかしい言い回しの文章でPTAの目的が決まっているのねと思い、この目的が発表された時期を見ると、なんと1946年4月。

終戦の翌年です。

終戦

勝戦国のアメリカは、軍国主義だった日本を民主主義にしたいと考えました。

民主主義に改革するために重要視したのが、教育改革です。

「日本の未来をつくる子どもに民主的な思想を教えれば、日本の未来は自然と民主的になる」っていう、とっても建設的な方針だと感じます。

だからアメリカは、終戦後1年足らず(1946年3月)で日本に米国教育使節団を派遣し、翌月の4月には上記の文章を含む報告書を発表しました。

現在実施されているのPTA活動を考えると、本来の目的に沿っているなと感心しました。

例えば

  • 親の協力があるからこそ、子どもたちが楽しみにしている学校行事が実現する
  • 「子ども110番のお店・お家」が地域にあって、子どもを見守る体制がある など

現実的にPTA活動を負担と感じる親がたくさんいる一方で、PTAの目的が明確な言葉だったからこそ、子どもたちが安心して学校に登下校&学校生活が送れているんですね。

PTAはいつ誰が作ったの?

公益社団法人日本PTA全国協議会のHPには、PTAの目的等が発表された後にトントン拍子で全国に広まったことが記載されています。

PTA

【1946年10月19日 文部省が「父母と先生の会委員会」を発足】
「父母と先生の会委員会」を発足すると同時に、全国に向けてPTA設立を勧める活動を開始

【1948年1月 「日本 PTA 結成促進準備委員会」が開催される】
PTA設立が全国的各地に広まったため、全国のPTAが結束するという意図で開催された

【1948年4月 全国各地の小・中学校の7割、高校の4割がPTA設立】
文部省(現在の文部科学省)がPTAが設立を勧め始めてから1年ちょっとで、PTAが急激に広まった

【1948年12月 『日本PTA』創刊】
各学校のPTAと日本PTAをつなぐことを目的に創刊され、現在も続いている

【1950年2月 「第 1 回全国 PTA 研究協議会」開催】
文部省がPTAの全国組織結成を指導したことで開催された

PTAが始まった当初の活動内容は、下記のようなものでした。

  • 学校給食の実施要請
  • 教科書無償配布要請
  • 学校保健・安全の確保要請

PTA関係者がが直接政治に働きかけたのですが、特に力を入れたのが学校給食の実施です。

法整備が行われて安定した給食供給がされるようになったのは1955年なので、当時のPTA会員さんは子どもの健康と成長のために、必死に活動したんだろうな、大変だっただろうな、ありがとう。

PTAの正式名称、目的、いつ誰か作ったのかを知って思うこと

スズメが知っているのは、自分の子どもが通う小学校のPTA、友達の子どもが通う小学校のPTAだけという前提ではありますが、

PTAは名前に合う活動をしているし、長年培ってきた活動の成果により、安定して目的も果たせていると思いました。

ただ1つモヤッとしたことが…

モヤモヤ

教師は勤務範囲内でPTA活動に関わっているよね。

教師になったことがないからわからないけど、少々面倒なことがあっても、「仕事だし」で割り切れるじゃないですか。「お金もらってるんだから」ってね。

でも親は完全に無給

これって、おかしい。

教師だって、プライベートな時間を使ってPTA活動に協力しろって言われたら、不満を持つんじゃない?

お金もらう人・もらわない人が同じ労力を出し合うのって、おかしいよね。

自分が生んだ子どものためだから当たり前なの?

貴重なマンパワーを0円で提供するときに、当たり前っていう評価はおかしいと思う。

0円のマンパワーを使うなら、なるべく負担が無いように活動内容を調整するべきでは?

PTAの正式名称、目的、いつ誰が作ったのかを知り、PTAに有意義な面を見出した一方で、問題点があると感じました。

今回感じた問題点を頭に置いて解決策を提示するべく、これからもPTA改革ノススメを更新していきます!