秋と言えば「オシャレの秋」。夏に大活躍したパステルカラーや原色の服は脱ぎ捨てて、秋をより深く味わえる洋服をを纏いましょう。
秋には、深い色・素材の服がに合います。そして深い色、素材を本当に着こなせるのは30代から!
30代からの洗練された女性は、秋の服コーデを極めましょう!
目次
赤を使いこなしてこそ大人の女性
赤が自分や他人に与える心理的影響
トップブランドの広告などでも、赤を取り入れたコーデは目を引きます。
赤は言わずと知れた興奮色。寒色系の色よりも、心理的温度が3℃高いそうです。交感神経を刺激し、血流が良くなり、脈拍や体温が高くなる色です。
原色に近いほどエネルギーが強いので、人の目を惹きつけたいときに効果絶大です。
ポジティブになりたい時に利用する
前向きになりたい時や気分が上がらない時は、赤からパワーをもらいましょう。
ネガティブな時は避ける
生理前などのイライラが止まらない時期などは、感情の爆発につながるので赤を避けて下さい。
赤を秋のコーデに取り入れる方法
赤は、原色に近いほど印象が強くなります。つまり、他のアイテムを後ろに追いやる色だという事です。
30代からの大人の女性は、赤の面積や使う位置を上手にコントロールして、コーデを制しましょう。
絶対買い!の赤スカーフ
模様が入っていたり、他の色のストライプ等が入っていてもOKです。赤が印象的なスカーフを一つ持ちましょう。
30代後半になると、体型の崩れを隠すために、ボリュームのある洋服を選びがちです。全体的にボリュームのある服を着る時、どこにもポイントが無いと、ただの中年ファッションになってしまいます。
ボリュームのある洋服を着る時は、赤スカーフを細長く折り、首など体のなるべく上の方に配置しましょう。
ボリュームのあるボトムスを選ぶ時のコーデは2種類です。
- 色使いやトップスとの面積とのバランスで抜け感を出す
- トップスにもボリュームがあるアイテムを配置し、敢えての重さを楽しむ
どちらも良いですよね。それでもまだ、何となく流行っぽいコーディネートをして、何となく恥ずかしくない程度にまとめてしまう日があったりしませんか?
そこでベストバランスに修正し、一味違う大人のコーデに抜き出るには、赤のスカーフが大活躍してくれます。
ボリュームのある洋服と言えば…
最近のボトムスは、ボリューム有・丈感長めが主流ですよね。代表例がスカンツ。
年代を問わず、誰もが手を出すアイテムです。これって、元々は購買意欲の高い30代以降の女性を狙った商品だと思いませんか?
30代後半からの、体型の崩れが気になる世代の女性でも、”上品でお洒落だけど着心地は楽”なコーデを演出できるじゃないですか。
そんなスカンツが、”年代を問わず誰もが手を出すアイテムになっている”と思うと面白いですよね。
30代以上のファッションに、10代20代の女性がついてきている感じが、小気味いいです。
ボリュームボトムスについては色々思うところがあるのですが、また別の機会にお話しするとして…
赤は万能色です!
秋になると、急に暖色系がの色が魅力的に見えます。上品なベージュ・濃紺・濃緑など。赤はどの暖色系の色とも相性が良いですね。
また、秋からの服は、”素材感の重さ&肌をほとんど見せない重さ”が否めません。
そんな時に目を引く色の赤を、体のなるべく上に配置するとコーデのバランスが整います。
赤が何故万能色なのかをまとめると、下記の通りです。
- どんな暖色系の色とも合う
- 重さを打ち消し、バランスを整える
赤をファッションに取り入れる時の注意点
赤は、使う面積が大きいほどドレスアップ感が高くなります。
赤が与える印象の強さを意識し、TPOに合わせた赤使いをしましょう。
赤リップをカジュアルに使いこなす方法
オシャレにこなれた30代からの女性も、「赤リップには手を出したことがない」という方がいらっしゃるのではないでしょうか?
30代後半の女性だと、「赤リップ=バブルの女」というイメージがありますよね。
ワンレン・ボディコン・太眉毛に赤リップ!これがバーンと頭に浮かびます。これをやったらもちろん古いです。
「赤リップが濃いから、他のメイクも濃くしちゃおう」
という発想だし、この発想はタブーです。
赤リップを使いこなす4工程
まずはベースをナチュラルに仕上げる
- 唇をしっかりを保湿
- コンシーラーなどで唇の色を消す
- リップを指につけ、唇の中心からぽんぽんと乗せていく
- 輪郭はぼかす
口紅を買う程冒険できないという方には、グロスから試してみるのもおススメです。
秋のコーデはアウターも重要
定番のトレンチ
定番トレンチの王様「バーバリー」。憧れはあるものの、価格を見ると25万円程…。
結構勇気のいる買い物ですよね。
30代からの女性は、安いアウターを着てもいいけど、安っぽいアウターを着てはいけません。
ファストファッションでも素敵なデザインのトレンチがありますが、購入する時は以下の2点に注意して下さい。
- 襟の縫製が雑でないもの。
デザイン重視で購入してはいけません。なぜなら、大人の女性だからです。
安くても”良い物”を持ってください。ファストファッションでよくあるのが、可愛いけど襟の縫製がよれていたり、糸に始末が雑な商品です。
顔に一番近くて、人の視線に最もさらされる襟。その部分の縫製が悪いと、遠目から見ても安物を着た雑な女性に見えてしまいます。 - ボタンの質感が安っぽくないもの。
何となく上品さに欠ける洋服は、とにかくボタンが安っぽくないですか?アウターでは、ボタンの存在感が大きいことも多いですよね。
高価なアウターに手が届かなくても、気に入ったデザインで襟の縫製がきっちりしているものを見つけたら、ボタンも必ずチェックです!
ボタンは、手芸店などで気に入ったものを買ってきて、付け直すという手もあります。オシャレ心を発揮して、上品で、ただの留め具ではない自分だけのボタンを探してみて下さい。服が見違えます!
定番にプラスワンしたいアウター
- 選ぶポイントはファー使い!
30代後半になると、肌のくすみやたるみが出るのは当然のこと。抵抗してみるものの、肌の透明感やハリを10代20代と同じように保つのは、至難の業です。
そんな時に顔の近くにあって全体の雰囲気にも華を添えてくれるファーの手を借りましょう。色々なディティールや色のファーがありますよね。
その中でも手を出しやすいのが、フェイクファーです。フェイクファーを買うなら、なるべくファーの密度が高いものにしましょう。フェイクファーと侮るなかれ!密度が高いものは、暖かさも、触り心地も格別です。
高くても、デザイン重視で機能性がイマイチな粗悪品も沢山あるので、触って・肌に当てて選ぶことをおススメします。
靴の選び方を知り、秋のファッションを楽しむ方法
30代からの女性は、靴の選び方を熟知して、一ランク上のファッションを楽しみましょう。
自分に似合う靴の形とは
自分に似合う5つのポイントを押さえる
- ヒールの高さ
- ヒールの形
- トウの形
- 甲幅
- 甲の高さ
例えば、いくら10㎝ピンヒールが流行していても、背が低くて、足首がくびれていない体型の人には、絶対に合いません。
自分に合う靴の形がわからない場合は、ありとあらゆる形の靴を試着し、自分の全身を綺麗に見せてくれる、靴の形を知ることから始めましょう。
一度自分にとってベストバランスな靴を知ってしまえば靴選び程楽しいものはありません。
Ms.Cは靴が大好きで、見ると買わずにいられない時がありました。沢山の靴を試着して・買って辿り着いた自分に合う靴の形は
- 158㎝の身長には7㎝ヒールが合う。9㎝は高すぎる。
- 甲幅が太目・甲高な足の形をカバーしてくれるのは、ポインテッドトウ。ブーツだったら、爪先にかけて細くなっているものが良い。
- 脚がポッチャリなので、ヒールの形は細いピンヒールなどがいい。ウェッジソールなどの太いヒールは絶対ダメ!
ここまでわかったら、通販で靴を買っても失敗することはありません。
秋という季節と天気に合った靴を履く
幾ら上手にコーディネートしても、足元がおかしければ、全てが台無しになんですよね。季節と天気に合った靴を履きましょう。
特に秋は、靴選びが難しい季節です。Ms.Cの住む仙台市では、10月の後半になると半袖でもいいような暑い日差しの日と、冬を目の前に感じるような肌寒い日が混同した季節になります。
そんな季節の変わり目によく見るのが、雨が降っている日にオープントウを履いているとか、まだオープンバックのパンプスを履いている女性の姿です。
10代20代の女性ならば、
「経験が少ないから…」
と見過ごせますが、30代以上の女性となるとそうはいきません。
30代以上の女性が季節感の無い靴を履いていると、がっかりされます。いくら日差しが強い日がまだあるからといって、季節が秋だという事を忘れてはいけません。
誰もが頭に浮かべる秋のイメージから外れないという事も、洗練されたコーデにつながります。
靴のケアも忘れずに
靴には手間とお金がかかります。一番消耗して汚れるところだからです。
例えば革のパンプスだと、ヒールの先のゴムが消耗したら交換が必要ですし、アスファルトでトウやヒールが擦れてきたらトウの補修やヒールの巻き直しが必要です。
革を長く良い状態に保つためには、防水スプレーでコーティングしたり、履いた後に汚れを取ったりするケアも必要です。
秋から冬にかけては雨で路面状況が悪化する日が多くなるので、靴のケアの重要度が増します。
買うだけでなくケアも怠らないことが、足元から湧き上がる自分の自信につながります。
秋のインナー選び
進化するインナー
インナーは日々進化しています。ひと昔前にあった、インナーに対するストレスは消えつつあります。
例えばシームレス。Tバックを履かなくても、下着の線を気にせずに、薄い素材のパンツやスカートを着られるようになりました。
ノンワイヤーブラも同様です。リラックスタイム用というイメージの強かったノンワイヤーブラも、今では補正力がありながらもノンワイヤーという商品があります。
インナーの情報にはいつもアンテナを張っているようにしましょう。
デザインが良く、素材も良いインナーは高価です。今は手が届かないという方も、憧れは持ち続けましょう。そして、いつか必ず手に入れましょう。
インナーに手を抜いてはいけません。見えない所だと思って、毛玉がついていたり痛んだりしているインナーを身に着けてはいけません。
インナーの持つ魔法
本当に心地いい、上質なインナーを身に着けているだけで、なぜか洗練された自分になったような気がしませんか?自身が湧いてきます。
食材や雑貨などを選ぶ時にもアンテナが高感度に働き、生活全般が良いもので満たされてきます。
インナーはサイズ感が重要!
インナー自体は見えない部分ですが、洋服の着こなしに大いに影響します。
例えばショーツ。形やサイズを間違うと、パンツスタイルを根幹から崩すような汚ラインを作ることになります。
パンツスタイルの女性で、服の上からでもショーツの形が全て見えていて、しかも食い込んでいる人いますよね…。
TVドラマでも時折見かけるので、気にしない人は気にしないのでしょうが、他人はよ~く見ています。
多分、本人も窮屈な思いをしているのではないでしょうか?
自分に合ったサイズのインナーを選びましょう。
秋のインナー選びのポイント
季節の変わり目は、肌が乾燥して敏感になります。生理の時なんかもそうですよね。
季節の変わり目を感じたら、インナーの素材も見直しましょう。
普段はポリエステルなどの化学繊維素材で大丈夫でも、肌が敏感な時期は、綿やシルクを身に着けてみて下さい。
また、秋から冬にかけては外気温と室内の温度差が激しく、意外と汗をかく季節でもあります。よく汗を吸い、肌に優しく、暖かいものを選びましょう。綿やシルクやウール等です。
まとめ
秋の服のコーデを極めるには
- 赤を活用
- アウター選び
- 靴選び
- インナー選び
これが重要です。
30代からの大人の女性にしかできない、洗練されていながらも肩の力が抜けたオシャレを楽しみたいですね。